寒かった2月も終わり、3月になるとだんだん気温も上がり、春めいてきましたね。
今月の“前川先生のあったかごはん”は定番なのに結構失敗しがちなハンバーグをご紹介します。
家庭でハンバーグを作るとき、フライパンで最後まで焼くと生焼けだったり、焦がしたりしてしまいがちですよね。
レストランでは表面を焼いてからグリルで火を通したりしますが、今回はフライパンだけで作る煮込みハンバーグをご紹介します。
今回は付け合わせにポテトサラダを作ります。
じゃが芋は粉質の男爵芋系(丸い形のじゃが芋)がお勧め。
皮をむいて1センチ幅くらいの輪切りにしたら水にコンソメ入れて茹でます。
じゃが芋が柔らかくなったらスープと芋に分けます。
(このスープを煮込みハンバーグの煮汁に使いますので捨てないでください。)
じゃが芋はもう一度鍋に戻してから煎りし、粉をふいたら木べらなどで粗くつぶし塩こしょうで下味をつけます。
玉ねぎはみじん切りにして炒め、ハンバーグとポテトサラダの旨味にします。
ハンバーグに使う挽き肉は合い挽き肉がお勧めです。
挽き肉は鮮度が大事ですから、作る当日に買い求めてください。
合い挽き肉に加えるのは調味料、牛乳で戻したパン粉(挽き肉の10%ほど)、炒め玉ねぎ、溶き卵です。とにかく、しっかりと練ってください。
よく練ったら4等分し、丸めて手に打ちつけるようにして空気を抜きます。
それを小判型に成形し、中央を少しくぼませて表面を焼きます。
表面が香ばしく焼けたら裏返し、裏側も同様に焼いたら、赤ワインで風味つけをしてから先ほどのじゃが芋のスープ、デミグラスソース、調味料を加えて少し煮込んで中まで火を落とします。
ソースで煮るので焦げずに中まで火を通すことが出来、ふっくらと美味しく出来上がります。
皆さんも是非挑戦してみてください。
詳しい作り方とレシピは松阪ケーブルTVの放送、HP、チャンネルガイドなどを参考にしてください。
今月の放送で“前川先生のあったかごはん”は10年 120回目となります。
これもひとえに毎月視聴、応援していただいている皆様のおかげです。本当に感謝しております。
松阪ケーブルTV並びに番組の制作に携わって頂いている制作会社のホワイトの皆さん、協賛して素晴らしい食器を毎月提供して頂いているナルミ株式会社様にもこの場を借りて御礼申し上げます。
皆様とともにこれからも良い番組を作っていけるように努力していきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。