前川先生のあったかごはんでは番組内でリクエストを受け付けていまして、今回の献立はいただいたリクエストにお応えして“肉じゃが”です。
肉じゃがには根菜の煮物の基本がつまっています。
肉じゃがに使うじゃが芋は男爵がお勧めです。
本来、煮物やシチュー等には煮崩れにくいメークイーンがお勧めなのですが、肉じゃがに限って表面の少し煮崩れたところに味がのるので男爵を使う方が多いです。
切り方はじゃが芋は角切りにし、にんじんは乱切りにします。
じゃが芋を乱切りにすると薄い部分が更に煮崩れやすくなるので気をつけてください。
細い目のにんじんの乱切りは切り口を恒に下にして斜めに切ると形が揃います。
根菜の煮物をするときの一番重要な点は材料は出汁と酒で柔らかく煮てから調味することです。
材料が柔らかくなるまでに酒以外の調味料を加えるとかたくなるので、調味料を加えるのは材料に竹串が通ってからにしてくだい。
調味料を加えるのは甘い味(さとう、みりん)、辛い味(醤油)の順にします。
辛い味の方がしみこみやすいので後から加えた方が味のバランスが良くなります。
詳しい作り方とレシピは松阪ケーブルTVの放送、HP、チャンネルガイドなどを参照してください。