今月の“前川先生のあったかごはん”はリクエストにお応えして“ちらし寿司”です。
ちらし寿司というとお寿司屋さんの豪華な魚の刺身がのったものを想像しますが今回は家庭で作りやすいような食材で考えました。
まずは寿司飯を作ります。
研いだ米を充分に吸水させたら、昆布だしと酒で少しかたい目の水加減で普通に炊きます。
炊き上がったご飯を飯切りにあけ、寿司酢をかけて手早く切るように混ぜ､寿司酢がしみこんだら団扇などであおいで粗熱をとります。（寿司酢は熱々のご飯の方がよくしみこみます。）
ちらし寿司の寿司酢は少し甘いにするのがお勧め。
今回は寿司飯に青じそ､寿司しょうがのせん切り、しらす干し､ちくわの薄切り、白いり胡麻を混ぜ、香りと旨味、食感をプラスしました。
上に飾るのは錦糸卵、鰻の蒲焼き、茹でたえび、絹さやです。
薄焼き卵を焼いて錦糸卵を作る工程はぜひ松阪ケーブルTVの放送をご覧ください。
昔は祭りやハレの日にはよくちらし寿司を作ってもらった方も多いと思います。しかし、最近は寿司は回転寿司などで食べる方が多いのでお家で作る機会は少なくなってしまいました。あまり難しく考えずに残りご飯に寿司酢を混ぜて、好きな食材を混ぜるだけでも出来ますので、是非気軽にお家でもちらし寿司を作ってみてください。
詳しい作り方とレシピは松阪ケーブルTVの放送、HP、チャンネルガイドなどをご覧ください。